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【観戦記】Div.1最終節 セコム戦観戦記
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《最終節 セコムラガッツ戦観戦記》
3ヶ月にわたるトップイーストリーグDiv1の戦いも、ついに最終戦を迎えた。相手はここ数年強力に強化を進めているセコムラガッツ(以下「セコム」)だ。両チームは共に3勝5敗、この試合の勝敗で6位・7位が確定する。少しでも上位に上がりたい両チームにとって、共に負けられない戦いだ。
前日の雪を事務局とメンバー外選手が除雪、グラウンドは少しぬかるむもののランプレーやハンドリングにはほぼ支障の無い状態。セコムのキックオフで試合が開始された。
前半は予想どおり膠着した戦いが続く。セコム優位の状況が続き、秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)はディフェンスが続く。こうした中、24分に至宝WTB成田が相手のロングパスをインターセプト。50mを走りきり先制トライをあげた。その後、粘り強い攻撃を繰り広げる秋田NBは、48分ゴール前のラックから出たボールをFBのケレビがゴールに持ち込みトライ。12-3で前半を折り返した。
後半はホームあきぎんスタジアムの大きいな声援を背に、秋田NBが攻勢を続ける。7分にはHO今井がゴール前ラックからトライ19-6と差を広げる。その後、14分にトライを許したものの、38分にはCTBトゥクフカが持ち前の強さを発揮、相手ディフェンスを切り裂いて30mを走りきってトライ。そして、終了間際にはゴール前のラックからFL島邑が抜け出してだめ押しのトライを決め31-11で勝利となった。
今シーズン、初戦と第2節を落として調子に乗りきれなかった秋田NBだが、第7節は1位になった栗田工業と11点差の激戦を繰り広げ、第8節は3位になった横河電機と10-12の接戦を演じた。そして、最終戦でも快勝し、後半戦尻上がり位調子を上げた。この勢いを是非来期につなげてもらいたい。
シーズン中応援いただいた地元ファンの皆さん、首都圏や県外のファンの皆さん、本当にありがとうございました。そして、身体をはってがんばってくれた秋田NBの選手達、本当にお疲れさまでした。