トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン) 第5節
トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン)第5節
AWAY
10月26日(日)14:00
東京都/秩父宮ラグビー場
26
前半 | ||
後半 |
53
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【観戦記】Div.1第5節日野自動車戦観戦記
今シーズン、上位チームと熱戦を演じ、着実に力をつけていることを証明してきた秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)。しかし、ここまで4連敗と未だ勝ち星に恵まれていない。第5節は連敗に終止符を打つべく、これまで幾度となく接戦を演じてきた日野自動車レッドドルフィンズと聖地秩父宮ラグビー場での対戦となった。
今シーズン、南半球スーパーリーグクラスの外国人を補強するとともに、山下大悟(元サントリー)など元トップリーガーも加え、大幅な選手補強を図った日野自動車。やはり、これまでとは違っていた。秋田NBは開始早々敵陣に攻め込むものの決定打を欠き、ペナルティから自陣ゴール前に攻め込まれた。開始9分にラインアウトのサインプレーから簡単にトライを許すと、24分にも連続攻撃から新外人デビタにトライを許し0-14と一気に差が開いてしまった。秋田NBは、スクラム、ラインアウトなどのセットプレーでマイボールが確保出来ず厳しい展開。結局、前半の得点は松渕のトライとゴールのみ。4トライを許し、7-29と大きなリードを許してしまった。 後半、4トライで勝ち点を取りたい秋田NBが積極勝負に出たこともあり、乱打戦となった。開始1分にトライを許したが、3分に秋田NBは田村がトライ。その後8分に再びデビタにトライを決められるが、11分にはCTBトネがラインブレイクし、CTBアラスカにつなぎトライ。この時点で19-39となったもう1トライをとり勝ち点がほしい秋田NBは終了間際に積極的にトライを取りに行く。自陣からラインアウトをターンオーバー。そこから全員一丸となって攻め込みロスタイムにトライを決め26-53でノーサイドとなった。勝ち点は取ったものの、好景気下で強化を進める企業チームの強さを見せつけられた試合だったが、この試合で見せたチーム一丸となったアタック力を次節に生かしてもらいたい。