トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン) 第6節
トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン)第6節
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11月09日(日)13:00
秋田市/あきぎんスタジアム
34
前半 | ||
後半 |
51
AWAY
【観戦記】Dlv.1第6節 東京ガス戦観戦記
。本当に惜しい試合だった。ボールの転がり方、風の流れなど、状況が少しでも変わっていればどちらに転ぶかわからない戦いだった。第6節の東京ガス戦、後半開始早々連続得点をあげ、34-34の同点に追いついた秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)だったが、試合終盤流れと運をつかめず、34-51で惜敗という結果になった。 しかし、上位チームとも互角に戦えることを証明するとともに、4トライをあげ勝ち点1を加え、合計勝ち点を3とした。
この試合、開始早々乱打戦の予感。2分にはバックスの連続攻撃から東ガスCTB西田がトライ。一方の秋田NBもその直後のキックオフから大きく攻め込み、最後はCTBアラスカがトライ。7-7とする。その後も双方トライの応酬。秋田NBがオーバーザトップを中心に前半だけで9個のペナルティを取られるなど、流れが悪かったこともあり、14-29と15点差で折り返した。
後半、ラックでの姿勢を修正し、ペナルティ対策を取った秋田NBは、反撃ののろしをあげる。東ガスにも1トライを献上したものの、1分、6分、8分と連続でトライ、ペナルティゴールを決め、27-34と射程距離に詰め寄った。そして、その後のキックオフからビッグゲインし、最後はこの日初先発のCTBトネがノーホイッスルトライ。9分の時点で34-34と同点に追いついた。 流れは完全に秋田NBペース。その後のキックオフでも、アラスカがラック脇をビッグゲイン。一気に敵陣深く攻め込んだ。ここで東京ガスが明らかなタックルオフサイドに見えるプレー。だれもが、ペナルティから敵陣ゴール前でのラインアウトからの攻撃、そして逆転を予想した。しかし、笛は吹かれないままこのボールが東京ガスに出た。虚を突かれた秋田NBは対応ができず、ゴール前に攻め込まれた。その後は、自陣ゴール前で踏ん張り、よく耐えたが31分にゴールを割られ34-41と逆転されたその後も切り札トネをシンビンで欠き、決定打のないまま、再度トライを奪われるなど34-51でノーサイドとなった。 しかし、上位チームと互角の戦いを繰り広げる今期の秋田NB。次節も釜石SWからの金星が期待される。