トップイーストリーグ(2013) 第6節

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トップイーストリーグ(2013)第6節

AWAY

1103日(日)13:00

日本IBM八千代台グラウンド

21

前半
後半

30

HOME

日本IBM

【観戦記】Div.1第6節 vs日本IBMビッグブルー戦

【第6節 vs日本IBMビッグブルー戦観戦記】
 やはりベストパフォーマンスを続けることは難しい。第6節はここ3年間大差で快勝している日本IBM・ビッグブルー(以下「IBM」)戦だったが、2連勝中と波に乗ったかに見えた秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)は、ここでまさかの敗戦を喫してしまった。
 試合は、開始早々から相手の連続攻撃を許す嫌な展開。相手の攻撃を寸断することができないまま、6分にはラック付近のディフェンスの乱れをつかれ簡単にトライを許し0-7とリードされた。
 しかし、その後は秋田NBペースで試合が展開。15分にはラインアウトからのバックス攻撃からここ数試合低迷していたウイング鈴木が久々のトライを決め7-7と同点に。その後、21分には連続攻撃からセンター田村、ロック三浦へのつないでトライを決め14-7とリードした。このままいつもどおりリードを広げられる・・・。選手もベンチもそう楽観してもしかたない流れだった。
 

だが、この日のIBMはここ数年とは違い、かつてトップリーグに在籍した意地と経験を見せつけた。前半の終盤は、IBMフォワードの激しいブレイクダウン、全員一丸となったディフェンスに秋田NBはミスを連発。たびたび訪れる追加得点のチャンスを生かせなかった。逆に、25分には自陣のペナルティーからゴールを決められ14-10と詰め寄られて前半を終えた。
後半も流れはIBM。開始早々2分には秋田NBのキック処理のミスをつかれてトライを決められ14-17と逆転された。勢いにのるIBMは18分にもゴール前のラインアウトからモールを押し込みトライ。14-24と引き離した。
 秋田NBは、バックスのラインブレイクなどから何度もビックゲインを繰り返すが、その後簡単にミスがでてチャンスをつぶした。そうした中、23分にセンターのアラスカがインターセプトから独走トライを決め21-24と追撃。
 しかしその後は、IBMの気迫あふれる攻撃に押され、2つのペナルティゴールを許し21-30で試合終了となった。
 選手達は、ラグビーは体力・技術だけではなく、心技体が一体となってはじめて成就するということを痛感したことだろう。次戦ホーム最終戦では、生まれ変わった秋田NBのハートのあるプレーを見せてもらいたいものだ。