トップイーストリーグ(2013) 第8節

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トップイーストリーグ(2013)第8節

AWAY

1124日(日)12:00

駒沢競技場

17

前半
後半

51

HOME

横河武蔵野

【観戦記】Div.1第8節 vs横河武蔵野アトラスターズ戦

 第8節の相手横河電機・アトラスターズ(以下「横河電機」)は2008年シーズンにはトップリーグに在籍。降格後のここ数年は7位~9位と低迷していたが、今シーズンは見事に復活。現段階で三菱重工ダイナボアーズ戦の1敗のみで、釜石シーウェイブスと激しく2位争いを繰り広げている。良く走り、良くタックルする堅守のチームで、今シーズン、上位チームとの戦いをディフェンシブなラグビーで制してきた。
 前節で栗田工業に敗れた秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)としては、何とかこの試合に勝利し、リーグ参戦以来最上位の6位以上に希望を残したいところだった。
 だが、勝負は前半20分で大勢が決してしまった。アウェイで選手達の動きが精彩を欠く中、3分、7分、12分と3連続トライ(11分のペナルティゴール挟む)を許し、序盤で0-22と大きくリードを許してしまった。
 しかし、秋田NBは前半15分以降、やっと本来の動きがもどり、横河電機陣内に相手を釘付け。猛攻を繰り広げた。しかし、堅守の横河電機はゴールラインを割らせず、逆に40分にはペナルティゴールを決められ0-25となった。
 このまま、前半終了かと思われた41分。秋田NBはラストチャンスの攻撃から、最後はキャプテン松渕が抜け出し、約50mを走りきりトライ。7-25といい形で前半を折り返した。
 後半追いすがりたい秋田NBだったが、この後は取って取られての展開。
 5分と20分には横河電機、10分と26分には秋田NBがトライを決め、19-37となったところで残り15分。もう1トライを取って勝ち点をあげたい秋田NBは、ここからノーキックの積極的アタックを展開するが、なかなか相手ゴールラインを越えることはできなかった。
 逆に、攻め疲れで34分、39分にターンオーバーからトライを決められ、最終的に19-51でノーサイドとなった。
しかしこの試合、確かに点差は離れたものの、ブレイクダウン、バックスのラインアタックなどで相手を圧倒する場面も見られ、ここにきてチームの目指してきたワイドにボールを動かすアタックの形が見えてきた。
 次週、最終節の相手は、昨年度同じ秩父宮で敗れている日野自動車・レッドドルフィンズ。同チームとは、1年おきに勝ったり、負けたりを繰り返しており、今シーズンは何としても勝利をあげ今シーズンの締めくくりとしてもらいたい。