トップイーストリーグDiv.1(2016シーズン) 第2節
トップイーストリーグDiv.1(2016シーズン)第2節
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09月10日(土)15:00
秋田市/あきぎんスタジアム
40
前半 | ||
後半 |
13
AWAY
【観戦記】Div.1第2節 日本IBMビッグブルー戦観戦記
【第2節 日本IBMビッグブルー戦観戦記】
今シーズン初のホーム戦となる第2節、秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)は待望の初勝利を挙げた。日本IBMビッグブルー(以下「IBM」)からは4年ぶりとなる白星である。
シーズン6位以上の目標を掲げる秋田NBにとっては、この試合なんとしても落とせない試合。序盤から秋田NBはアグレッシブな攻撃をしかけるが、ミスとペナルティから攻め込まれ、最後はゴール前ラインアウトからのモールからトライを許し0-7と先制された。
しかし、秋田NBは風下の中、自陣から積極的にライン攻撃をしかける。この自陣からの攻撃をミス無く継続できたところが今シーズンのチームの大きな変化。前半9分に相手のキックボールのカウンターから連続攻撃を展開し、最後はスタンドオフ田村が相手のディフェンスの穴をついて中央にトライ、7-7と五分に戻した。
その後、ペナルティゴールを許すも、19分にはゴール前のラックからスクラムハーフ成田が切れ味よく持ち込みトライ、14-10と逆転した。秋田NBは21分にセンターのトネ、山川とつないでトライ。38分にも優位に立ったスクラムから田村が抜け出しトライを決め、26-10で前半を折り返した。
後半は風上に立った秋田NBだが、キックを使わずに自陣から果敢に攻める。7分にペナルティゴールを許すも、13分には連続攻撃から最後はトネが左隅にトライ。その後は攻めながらもIBMの必死のディフェンスに阻まれるが、32分にはゴール前のスクラムから成田がこの日2つめのトライを決め40-13とした。
この日のフォワードのスクラムのがんばりと、バックスの果敢なオープン攻撃は今後の秋田NBの躍進を大いに期待させるものだった。