トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン) 第3節
トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン)第3節
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09月28日(日)13:00
秋田市/あきぎんスタジアム
18
前半 | ||
後半 |
20
AWAY
【観戦記】横河武蔵野戦観戦記
《Div.1第3節 横河武蔵野アトラスターズ戦観戦記戦観戦記》
開幕のヤクルト戦、第2節の三菱重工戦と着実にレベルアップ・進化していることを証明した秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)。第3節は連敗に終止符を打つべく、昨シーズン2位の横河電機アトラスターズと対戦した。
試合は開始早々から一進一退の攻防が続いた。8分にペナルティゴールを許し0-3とリードされるものの、その後は秋田NBペースで試合が進む。12分と29分にはFB南波流がペナルティゴールを決め6-3とリード。32分に 6-6と同点に追いつかれるも、39分には快足バックスのオープン攻撃から最後はWTB小笠原がトライを決め、11-6とリードして前半を折り返した。
両チーム一歩も引かないがっぷり四つの戦い。前半はほとんど危ない場面のなかった秋田NBだったが、後半6分にディフェンスの連携ミスから、横河電機の切り札FB佐藤に40メートルを独走され中央にトライを許し11-13となった。その後、秋田NBの主砲アラスカがシンピンで10分間の退場となり、さらに厳しい戦いが続く。しかし、今シーズンディフェンス力のアップが著しい秋田NBは、度重なるゴール前のピンチをしのぎきった。
そして、そのアラスカがピッチに戻った直後の28分。同選手の強烈なタックルから、こぼれ玉をCTB田村が拾い40メートルを走りきって逆転トライ。18-13と再逆転。だが、その喜びもつかの間、直後のキックオフボールの処理ミスからピンチを招き、最後は、ペナルティからのクイック攻撃で18-20と逆転されてしまった。その後秋田NBは猛攻をかけるが、チャンスを自らのペナルティでつぶす展開となり、そのままノーサイドとなってしまった。
本当に惜しい敗戦となってしまったが、秋田NBの力が昨シーズン2位の横河電機と互角であることが証明できた戦いであると同時に、今シーズンの今後の戦いに大きな期待をもたせるものだった。