トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン) 第8節

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トップイーストリーグDiv.1(2014シーズン)第8節

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1124日(月)13:00

秋田市/あきぎんスタジアム

20

前半
後半

28

AWAY

日本IBM

【観戦記】Dlv.1第8節 IBM戦観戦記

2014年12月07日

《IBM戦観戦記》
 前節の日本IBMビッグブルー(以下「IBM」戦、秋田ノーザンブレッツ(以下「秋田NB」)では本当に、本当に痛い敗戦を喫してしまった。相手に勝ち点5、自チームは勝ち点0というだれもが予想しなかった結果で、入れ替え順位決定戦にまわることが確実となってしまった。これまで、東京ガス、釜石シーウエイブスなど、上位チームなどから4トライ以上をあげるなど勝ち点4を獲得し、アタック力のアップを感じさせていたが、この日はIBMの気迫あふれるタックルにその攻撃力が抑えられてしまった。 試合は秋田が先行し、IBMが追い上げるという展開。開始早々4分にFW・BK一体となった連続攻撃から、最後はCTBトネが左中間にトライ。ゴールは決まらず、5-0とリードした。この日はこの後も含めゴールキックの失敗が結果的に勝敗に大きく影響する。その後も秋田NBペースの流れだが、肝心のところでミスやペナルティで攻撃が寸断。また、スクラム、ラインアウトといったセットプレーも安定しなかった。優位に立ちつつも試合の流れがつかめない中、31分にIBM・SOの大黒田のビッグゲインから最後はWTB横山がトライ。ゴールも決まり5-7と逆転を許した。その後前半終了間際にほぼ正面30mのペナルティゴールを狙うも失敗。そのまま前半を終えた。後半も秋田NBペースでスタート。8分にWTB鈴木、小笠原とつないでビッグゲイン、その後のゴール前の密集からトネが持ち出してトライ。ゴールも決まり12-7と逆転した。さらに15分にはペナルティゴールを決め、15-7と1トライ・1ゴールでは追いつけない8点差に。しかしIBMもねばる。20分には途中交代のSH新川がラックサイドをついてトライ。15-14と1点差に詰め寄ると、30分にはトネがこの日3つ目のトライをあげ20-14と突き放す。しかし、その後のイージーなゴールキックをはずしたのが痛かった。6点差と1トライ・1ゴールで逆転の射程距離。IBMの闘志もさらに高まった。そして30分、ついにゴール前のモールからまたも新川がサイドを抜け出しトライ。ゴールも決まり20-21と逆転を許してしまった。懸命の秋田NBは猛攻を繰り広げるが相手ゴール目前で痛恨のペナルティ。そこから切り替えされ、終了間際にトップリーグリコーから移籍のFB横山にトライを許し、20-28と痛恨の敗戦を喫してしまった。次節はセコム・ラガッツと最下位回避のための負けられない戦い。最終節で秋田NBが本当の力を発揮することを期待したい。